2012年 02月 16日
127時間
一人でロッククライミングをしていた青年が
岩に手を挟まれて動けなくなってからの127時間を
実話に基づいて描いた映画「127時間」
実話を映画にしたものというのは、オチが弱かったり
中だるみすることが多い(仕方ない)のですが、
この映画の場合は、天国から地獄に落ちた主人公アーロンが
極限状態の中で行ったこと、経験したことの他にも
幻覚の世界を描いたりすることで飽きずに見ることができます。
クライマックスでは、公開時に失神者や倒れて運ばれる人が出たぐらい
凄惨なシーンがあるので、グロ苦手な人は注意が必要ですが
そのシーンは"生"と"死"の分かれ道であり
運命を変える瞬間でも有り、自然との闘いでもあるので
目を背けずに見る必要があります・・・頑張って見てください(笑)
余談ですが、この映画のスケールの1万分の1にも満たないですが
このような動けないという状況になったことがあります。
親戚の家に留守番している時
池の橋から足を滑らせて落ちそうになり、
とっさに掃除用の棒を掴むも体が伸びきり動けなくなり
下10センチに鯉やソウギョがうようよいる。
そして落ちたら恐らく藻で立てずに溺れるであろう
という状況に小学1年生ぐらいの時に遭遇しました。
図にすると↑のような感じ。
回転を試みるも仰向きになるので無理。
横に移動していくには腕力が足りない。
叫んでもド田舎なので近所に人はいない・・・
挙げ句、夏場なので蚊が飛んできたり
蜂がうろうろしたりという状況で
「あ、僕は7歳で死ぬのか」と覚悟しました。
が、結局15分ぐらいしたところで親戚が帰宅し
一命を取り留めましたが、何時間にも感じる絶体絶命な経験でした。
顔から10センチぐらいのところで
ソウギョが何匹も口をパクパクしているのって相当怖いですよ(笑)
by head-and-hand
| 2012-02-16 20:27
| 映画・DVD