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地球から見りゃ微生物が書いてるブログ

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株式会社テイクアップアームズ 代表取締役であり競馬本作家& ライターをしている竹内のブログ

サマーナイトフィーバー in 両国 We are Prowrestling Love!

新日本プロレスリング&全日本プロレスリング創立40周年記念大会
サマーナイトフィーバー in 両国 We are Prowrestling Love!

この大会は、朝日ニュースターで放送
ということでPPV大会ではなかったのですが、
我が家はスカパーe2基本パック契約していたので
観戦することができました。


1試合目

渕と邪道外道が大して絡まなかったので
とてもどうでも良い試合になりました(苦笑)


2試合目

久々に獅龍と欽ちゃんジャンプが見れたので良し。
高橋広夢が客をわかせたので、新日ファン的には満足かな?


3試合目

鈴木軍VS新日全日連合軍だが、ここでも後藤は
影が薄くなってしまう・・・
結局はタイチが全て持っていっているのが
今のタイチの実力だなと思います。

ふざけたヒールキャラで負け役が大半ですが
それでもタイチが印象に残る試合ができる。
正直現在では鈴木軍で目立たないのが鈴木みのる本人。


4試合目

船木と永田、因縁の再会。
正直なぜここにKUSHIDAを入れるんだ・・・
というカードになりましたが、船木と永田のバチバチさは
中々面白かったですし、試合後の乱闘では
永田も船木も良い顔をしてました。

これはシングル戦が楽しみになりました。


5試合目

大日本と全日の対抗戦。
曙のプロレスが上手くなってて驚き。


6試合目

内藤と真田がついにタッグながら激突。
しかし・・・お互いが「若手の成長株」「天才の若手」
という時期の間は確かに良かったのですが、
こうして激突してみると、新鮮なのにマンネリを感じる内容に。

特にオカダ・カズチカが出てきてしまっただけに
なんだか内藤は昔の第三世代のような立場で
燻ってしまう気もします。


7試合目

近藤修司 諏訪魔 VS オカダ・カズチカ 中邑真輔

これぞ団体対抗戦というカードでしたが
試合内容も面白かった。

オカダ・カズチカの化けの皮を剥がそうとする
近藤修司と諏訪魔の攻撃を受けて受けて受け続けて
全部受けて勝ってレインメーカーポーズを魅せつけたことで
またファンも増えるのではないかと思います。

中邑真輔も諏訪魔とバチバチにやってくれましたし、
諏訪魔も本当に良い選手で、彼も団体対抗戦で光るタイプですね。

何度でも見たい対戦カードですし
この大会の山の1つだったと思います。

で、やはり歓声が物語るのは
オカダ・カズチカが今の新日のエースだということ。


8試合目

武藤 天山 小島 VS 石井 飯塚 矢野

やはり武藤敬司は団体の垣根を超えている
スーパースターなんだと思いました。

エルボー一発で魅せれるのは流石。

試合は期待していたトリプルムーンサルトは
出ませんでしたが、武藤のムーンサルトで
しっかりと両国のお客さんを満足させたはずです。

試合後は武藤が野上アナを呼び込んで
何と飯塚に串刺しラリアートをさせるという
シーンもありましたが、賛否両論ありそうで・・・


9試合目

三冠戦、秋山と太陽ケアの試合。
全日系らしいタフでデンジャラスな試合となりましたが
どうもお客が新日ファンが多いからか今一盛り上がらず。

太陽ケアも終盤のタイガードライバー91(かな?)を
失敗したのが残念なところ。

次の挑戦者は船木が名乗り出たので
船木の戴冠⇒永田が挑戦 という流れはあるのかも。


10試合目

オカダ・カズチカからベルトを取り返し
6度目の看板となった棚橋に真壁が挑戦。

ここ最近、オカダ・カズチカと棚橋、内藤、後藤が
名勝負を連発してきただけに、今この大会のメインで
棚橋と真壁で大丈夫なんだろうか?という心配が
ファンの中にあったと思います。

真壁が勝てば感動の戴冠になるとは思いましたが、
棚橋に田中将斗も挑戦しているだけに、
ここで真壁が負け、次に山形で田中将斗に勝ち
王者でG1へというのは見えているだけに、
内容で勝負しないといけない大一番でしたが・・・

真壁のコンディションが悪かったからでしょう、
序盤から棚橋が足攻めをし続けて(だから動けないという理由付けでしょう)
会場からブーイングを浴び続けるという試合展開に。

一方真壁の攻撃には大きな歓声が沸いていて、
やはりV11と長期政権だったことと、同じ試合内容が
あまりに多い棚橋に少し飽きている人も出てきているので
お客さんは真壁の勝利が見たいという感じだったのではないか?

結局、棚橋が中盤で一度ハイフライフローを返され
次に真壁がキングコングニーを1発入れたのに
フォールに行かないで2発目に行った時点で
「避けられ⇒棚橋の逆襲⇒ハイフライフローで勝ち」というのが
新日ファンなら99%の人が分かってしまう展開に・・・

完全に棚橋がヒール的な立ち振舞いになっていたことと
合同興行だったことで、全日ファンも多いことから、
試合後のエアギターも今ひとつ盛り上がらない。

そんな中、武藤が出てきて橋本大地を呼び出し
大橋本コースが鳴り響く中、棚橋は完全に主役を奪われた。


ということで、新日ファンの私としては
このメインは正直悔しい試合になってしまいました。

できれば真壁の得意なマイクで大完成で
終わってほしかったですし、そうでなくても
棚橋がお客さんを魅了して終わってほしかった。


全体を通して見ても、7試合目の対抗戦で盛り上がって
8試合目の武藤でMAXの状態になってましたし、
両団体の看板であるタイトル戦で尻すぼみになったのは
どうなのかなぁ?という感じでした。

というか、4時間半は長すぎる(笑)
尻すぼみになりますよ、客も疲れるんだから。

その点を考えたら、メインの二人は
頑張ったのかもしれませんが・・・

でも棚橋と真壁というカードを、
というか真壁という選手を前哨戦も無くぶつけて
ただ棚橋の防衛の相手として使うのは
もったいないなぁと思います。


何となくですが、V11を達成して
オカダと凄い試合をしてベルトを失ったが
それでもエースは棚橋だという立場が
一番似合っていたんだろうなと思うんです。

今はオカダがどこまでやれるか見てみたい
というのがファンに多かったと思いますし、
ベルトが無いがエースの棚橋が、ベルトをまたすぐに
取り返してしまったことで、「え?また?」と
思われてしまったところから失敗している気が・・・。

棚橋が再度栄冠を手にするまでのドラマが無く
あっさり過ぎたんでしょうね。

これで、G1で去年準優勝の内藤が優勝して
棚橋に挑戦して涙の戴冠とかになっていくなら
あまりの寒さに客が引く可能性もある(苦笑)

ドラマが見たいのがプロレスのファンですが
見たいドラマは結構スリリングな内容のドラマであって
別に水戸黄門とか遠山の金さんみたいな
ベタなものが見たいわけでもないですからねぇ。


by head-and-hand | 2012-07-02 00:14 | プロレス

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