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地球から見りゃ微生物が書いてるブログ

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株式会社テイクアップアームズ 代表取締役であり競馬本作家& ライターをしている竹内のブログ

敗北

快進撃を続けた日本代表でしたが、
韓国戦に敗れて4位、メダルには手が届きませんでした。

「この代表はダメらしい」と思っていた人達が
だんだん盛り上がってきたところでの連敗。

多分、金まで期待した人が多いわけで
最低でも銅は・・・という人も多かっただけに
価値ある何十年ぶりのベスト4も、これで一般的には
あまり価値のある物としては受け止めてもらえなくなったでしょう。

冷静になってこの五輪を振り返ると、
不調で結果全敗のスペインに勝ち、
モロッコは断食中、エジプトは退場者有り、
そして何事もなかったホンジュラスに引き分け。

こんな状況なので、ケチがつかないためには
どうしても勝ちが欲しかったわけですが、
メキシコと韓国に負けとなると、運の要素が大きかった
と言われても仕方のない状況になります。

今日の試合を見ても、やはり永井を生かせない展開だと
基本的には大津の一発ミラクルに期待するしかなくなりますし、
何より、選手の戦術理解度があまり高くないのか?
という疑問が出てきます。

杉本を入れた時点で、高さで勝負したいわけですが
杉本に全然ボールを上げない、そして気がつくとなぜか
杉本がずるずる下がってきたり、サイドからクロスを入れてたりと
何がしたいのかわからない試合になってしまいます。

これはメキシコ戦でも同じことが起こったので
今回はそうならないと思いましたが・・・

また、ここ二試合は突然吉田麻也が大崩れ。
凡ミスが多く、守備も不安定。

こんな状況のピッチ、そして試合展開なのに
綺麗なサッカーをしようとばかりいて、パス回しして終わり。

メダルのかかったこの試合の終盤で
時間稼ぎする相手選手のために、レフェリーが増えを吹いてないのに
ボールを出してしまう清武は、この大会ミスキック連発のままでした。

快進撃をしているが、その中で直さないといけないことが
直せなかったというのが敗因ではないでしょうか。

扇原選手も、前回のミスを引きずっているのは
プレーに出てましたし、酒井宏樹のトラップミスは
普段からは考えられないぐらいここ数戦で起こりました。

永井もあれだけ動きが落ちるのであれば
後半から出すとかじゃないと生きないでしょう。

考えてみると吉田麻也だって若い選手。
OAだからと全て背負わせるのは無理です。

やはりもう一人OAがいてほしかったですし、
本気でオリンピックを取りに行くのか、そうじゃないのか、
中途半端にした協会の責任はあると思います。


ただ、この中からA代表へ行く選手は多いでしょうし
今後韓国と当たる機会は何度もあります。

東アジア選手権もあれば、アジア杯もあるわけですし
その後も何度もリベンジの機会はあります。

それを楽しみにしています。



by head-and-hand | 2012-08-11 12:56 | サッカー

by 博徒TY