2013年 05月 18日
沸騰していたアロマ
アロマにハマった時期がありました。
専用の容器に水を入れつつ
アロマにオイルを1~2滴入れて火をつける。
ほんのりとした香りで精神を癒す・・・
ぐらいしないと水商売はやってられなかった(笑)
だがある日、帰宅して机の上を見ると
その容器がグツグツと沸騰していて、
ありえないぐらいの香り・・・というか匂いが
部屋に充満していた。
目から自然と涙が出るぐらいの匂いでしたが、
その原因は、ばあちゃんが水を入れずに
オイルだけを入れて火をつけていたから。
私のアロマオイルは空っぽ・・・
1回で使い切るわけねーだろ!!
というところまで昭和前半生まれの人には
想像もつかなかったようです。
うちのばあちゃんは酒癖が悪く
数多くの事件を我が家に起こしていた人で、
その気になればそれだけで本ができるぐらい
色々としている人ですが、素面の時でも
それはそれは色々なエピソードを持っています。
私はプロレスオタなので、中学生時代から
大量のプロレスTシャツを持っていたのですが、
高校生にもなると「さすがに着れないな」と
かなりの量を捨てたのです。
それから数日後、
バイトを終えて知り合いと帰宅していると
前方に、小柄なおばあさんが背中に「長州力」と
刺繍されたTシャツを着て歩いてました。
「おいおい、凄いなこの人」と
笑いながら追いついて振り返って顔を見ると
完全にうちのばあちゃんなのです。
バイト仲間がいるだけに、これは相当恥ずかしいわけですよ。
長州力ですよ、長州力。
革命戦士ですよ。
そして翌日はグレートムタのTシャツを着て
買い物に出かけて行きました。
更に帰宅して酒飲んで包丁持って暴れるわけです。
グレートムタが。
恐らく、グレートムタのTシャツを着た60代の女性が
包丁持って暴れるなんて我が家でしか起こってないでしょう。
アロマを嗅ぐ必要があったのは
私ではなくてばあちゃんなんだろうな・・・
応援してね!人気ブログランキングへ
by head-and-hand
| 2013-05-18 03:14
| 日記